戻る


  北海道道東ツアー(前編)

友人と2人で「メイト」主催の北海道ツアーに参加しました。ツアーは道東の見所をバスで廻るのですが、知床ではネイチャーガイド付きのちょっとしたハイキングもあります。
旅行前日さっそく添乗員さんからあいさつの電話があり、これには感心しました。そのあいさつも形式的でなく好感の持てるものでした。
さて当日は飛行機。伊丹空港行きバスの所要時間は京都駅前から約1時間。ところがバス乗り場に着くと係の人が2時間かかると言う。今日からお休みの人も多いので帰省やレジャーで出かける人が多いようです。2時間もかかれば予定の飛行機に乗り遅れそうなので、JRで新大阪まで行きそこからバスに乗りました。悠々間に合って油断していたら搭乗口がいつのまにか変更になっており、乗務員の誘導でぎりぎり出発時間に間に合いました。
釧路に到着。この日の参加者20人のうち大阪からは私たち二人だけ。後は全員名古屋からだそうです。妙に偏っているのが不思議です。
それにしても釧路は気温が低い。25度もないようです。しかし今年の北海道は全般的に例年よりかなり暑い日が多く、牧場の牛さんも結構お倒れになっているそうです。

 8月7日


飛び立ってから少しすると眼下にゴルフ場が見えました。
離着陸中はデジカメ使用禁止だそうです。アナログカメラはOK(?)
真の青空はとても澄んだ深いブルーでした。雲が下にある光景は気分爽快
まもなく着陸です。11年振りの釧路の大地が急速に近づいてきました。気圧の変化で耳が痛い!
しかし釧路はとても涼しく快適。

ツアーの始まりは小雨の阿寒湖。30分間では遊覧船に乗れません。モーターボートは寒そうなので土産物屋さんで売り物のマリモや木彫りなど見ながら時間つぶし。

天都山麓の高台にある宿に着くとさっそく部屋の窓を開けます。網走湖にも近く手前を網走川が流れています。すぐ下にはJRの列車も走っていました。

宿の夕食はズワイガニ1匹ついていました。ホッカイシマエビがとてもうまかったです。ウニ豆腐もいいけど生ウニが欲しかった!

 8月8日


朝起きると天気は最高。さっそく窓から網走川をパチリ。

風呂好きの友人は朝風呂に出かけたのその間に外に出て、宿をパチリ。

部屋に戻って、今度は網走湖をパチリ。
西向きの部屋なのでいい眺めです。北向きなら網走刑務所が見えるので違う意味でいい眺めかと……

バスは網走刑務所近くの店で駐車して海産物などのお買い物時間。刑務所への橋の入り口には「撮影禁止」の注意書きがあるので、ここから失礼します。

小清水の原生花園駅。テーマパークとかの駅みたいだなあ…

オホーツク海に沿った砂丘地帯に緑がどこまでも続いています。
しかし今日の網走は暑い。30度は超えていますが京都に比べればはるかにマシです。

初めて見る「はまなす」の花。
最盛期はとっくに過ぎていたようですが、ちらほら咲いていました。

エゾスカシユリ?
バスが出発すると添乗員さんがアイスクリームを配ってくれました。この後のツアー中も冷たいお茶のサービスとかあって気が利いてます。

摩周湖に到着。お天気はいいし今度こそその姿を見られる筈!

おー、素晴らしい!
「霧にだかれて 静かに眠る〜♪」
霧はないけど…

初めて見る摩周湖に大満足です。

カルデラ湖特有の崖に囲まれた眺め。向こうの高い山は斜里岳です。
この後硫黄山へ。

バスのフロントガラス越しに煙たなびく硫黄山が見えてきました。

硫黄でかなり臭っています。

温泉卵!
でも、この臭いでは食欲でません。

卵はパスして、一番近寄れる所まで行きました。
この後はちょっと距離あるけれど知床を目指します。
斜里の街を過ぎるといよいよ知床半島。オシンコシンの滝が出迎えてくれます。
水量も多い滝で迫力あります。

ウトロの街を過ぎて昼食タイム。食後海岸に出てみました。
そして知床五湖へ。

車窓から野生のエゾシカ発見!
最近数が増えているそうで、農作物にも被害があるとか…

地元ネイチャーガイドの男前(?)のお兄さんの案内で知床五湖へ。
知床五湖は一湖しか見られませんでした。ヒグマに遭遇した観光客が騒いでクマさんの機嫌を損ね危険になったからです。

広くないので湖というよりは広い池の感じ。水面が鏡のようです。

朽ち木に残るヒグマの爪痕。
知床五湖はヒグマの出没地帯なのでクマに遭遇したときの予備知識を持たないとかなり危険な場所です。

知床岳。
山が水面に映る場所が五湖にはあるのですが、その場所には立ち入れないようです。

確か、山と湖が写った写真は11年前の時に撮ったはずです。
  知床五湖の後はほど近いプレペの滝(通称「乙女の涙」)を見下ろせる展望台へ行きました。

「北海道道東ツアー(後編)」に続く

inserted by FC2 system