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世界花火大会(大津会場)

世界花火大会なんてあるのを初めてテレビのニュースで知りました。
主催は国際花火シンポジウム協会で今大会が第8回目。前回は2年前スペインのバレンシアであったといいます。参加国はイギリス、イタリア、中国、台湾、日本。開催日は4月18日から22日の5日間あって明日22日が最終日。
外国の花火はどんなんだろう?それを確かめるラストチャンス。明日が最終日なんだから…
琵琶湖では毎年夏になると大津、彦根、長浜の会場で花火が上がります。中でも大津の花火は見応えがあり京阪神にも近い事もあって凄い人出で警備体制もかなり大がかり。それというのも大津湖岸に沿って幹線道路と京阪石山坂本線が平行に走っているため踏切と信号で流れが阻まれやすく周辺が大混雑になるからです。しかし今回の世界花火大会は警備予算が少ないので、琵琶湖花火大会のような混雑状況ではとても安全が保たれません。この際PRを自粛して「なるべく見に来てほしくない」という異例の花火大会になりました。そんな中、クチコミとニュースで知った限られた人と地元の人だけが集まりました。おかげで場所取りなど必要なく悠々とカメラを設定する事が出来ました。でもでも15分(実際にはもうちょっとあったかな?)は短すぎます。写真撮るにはバタバタと忙しく、そうこうしている間に終わっちゃった〜という感じ。

会場は夏恒例の花火大会よりかなり東より。なぎさ公園の西端あたりから見ることにしました。

大津港沖の船や大噴水のライト、街灯りと比叡山…ロマンチックな夜景に一人はないなあ…

のっけからスターマインだ!連発また連発!

休む間もなく花火は打ち上げられます。予測判断が難しいです。

火花を上げて飛んでるミンチカツ?

大きさの違う玉が次々繰り出されカメラアングルを固定出来ません。縦位置なら上部が切れなかったはず。

昨年夏の花火以来のOM−2S/Pがフル活動です。花火や夜景には欠かせない古い相棒です。

今のカメラと違って電池いらずのバルブ撮影が強い味方。
おぉ、水中花火だ!

休憩なしで打ち上がるので、目が離せません。

いよいよクライマックスか!?
でっかすぎて35ミリでも入らない!

終了後は文化会館近くから大噴水などを撮って帰宅。
この季節の花火、夕方は冷えるので肌寒かったです。そんな中、短い時間の中でいかに見せる(魅せる)かを考えた内容の濃い素場らしい花火でした。ただし花火の打上間隔が短く撮影に忙しい分ゆっくり観賞できないのが難。見とれていると撮影が疎かになるので注意しないといけません。撮影時間も短いので撮影枚数が上がらないので失敗写真も極力少なくてはなりません。
世界花火大会…ふーん、そんなのがあったんだ。本場日本なのに花火好きな人でも知らない人が多かったようです。
ニュースでは2日目のイタリアの花火がコンピューターで音楽と連動させ斬新で良かったそうです。なんかジャン・ミッシェル・ジャール(フランスのシンセ奏者)みたいだな。
最終日とあって日本がメインの各国合同という予定だったらしいのですが、私には違いがわからず、どれを見ても日本の花火に見えました(^_^;)

過去の花火ページ→宇治川花火大会、 八木町花火大会
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