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街のオアシス 

「街のオアシス」は人間だけに限らず小さな虫たちにとっては生活の場です。そんな「街のオアシス」を求めてチャリンコで行きました。

お寺の前の石鉢にさりげなく花びらが浮かべられ涼しげ。夏の小さなオアシスです。
「丸善」の本屋さんです。梶井基次郎の小説「檸檬」の舞台になりましたが惜しまれながら閉店するそうです。
本屋さんも本好きにとっては街のオアシスです。地図リンク

こちらは閉館される映画館。
思い出が心のオアシスです。

賑わう木屋町三条通を北に行くと人も少なく落ち着けます。
地図リンク

そんな路地での発見との出会いは楽しいものです。

鴨川べりを北に向かいます。
なんか怪しい空…

ありんこにとっては河原の草地はまたとない生活圏。

キタテハも秋の花の蜜を力いっぱい吸って寿命を全うします。
鴨川は虫にとってもオアシスのような所。

羽の裏が目立たないのがこの種のタテハチョウの特徴。枯葉や石に似せているようです。

ホバリングのヒラタアブ。
ヒラタアブは害虫のアブラムシ(アリマキ)を食べてくれるお利口さんです。

ツマグロヒョウモンの♂。タテハチョウの仲間でもこちらは遠目にも目立ちます。

信長が最期を遂げた本能寺のあった場所を通って帰ります。
寺町御池にある現在の本能寺は後に移転された場所です。
地図リンク
鴨川を通じて街中の人も虫も花も共存出来る素晴らしさを満喫。これからも身近に自然のある街がずっと続くことを切に願っています。
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