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   2004年祇園祭

祇園祭が近づくと暑い夏だなあ、といつも思ったりします。特に今年は例年のない暑さで、もう参ってしまいます。
山鉾の巡行は今年は土曜日、と言うことはお天気が良ければかなりの人出であること間違いありません。だから、四条通りを避けて御池通に向かいます。折りたたみの軽い脚立を自転車の前カゴに入れて出発。カゴには半分もはいらないので手で押さておかなければなりません。しかし脚立は撮影にとても役立ってくれました。
新町御池の交差点は人道が広い為脚立を置く場所に困らずゆっくりカメラ撮影が出来ました。
御池通りから新町通りへの辻回しは、狭い通りの入口にまっすぐ合わせなければならず、技量の見せ所です。
先頭の長刀鉾が巡行のゴール地点にやってきました。
新町通で停止しました。

梯子が置かれ、お稚児さんを肩に担いで降りてきます。これって難しいのでは…
大役を終えて何処かへ…

その後は見せ場の豪快な辻回しです。

力とタイミングが一つにならなければいけません。

南に向いた鉾はこの後、狭い新町通に入っていきます。

ユニークな蟷螂山(とうろうやま)です。羽とカマが動いていました。
函谷鉾の辻回しです。
左の写真の一部を拡大

ぴったり!?

むこうに見えるは月鉾と木賊山です。
先廻りして新町通で函谷鉾をキャッチ。
月鉾がやって来ました。

町屋の2階と鉾の高さがちょうどいいのです。もしかしたら鉾の高さに合わせて町屋は作られたかも…・

迫ってきました。間近で動いているのを見ると迫力あります。

木のきしむ音とともにゴロゴロと大きな車輪が目の前を通過して行ききました。
菊水鉾です。よくこんな狭い道を電信柱や電線を除けながら行けるものです。
これは四条傘鉾。これも「鉾」だとは知りませんでした。17年前に117年ぶりに復活したといいます。
鶏鉾です。
鉾は一見同じようですが、屋根の形や装飾がそれぞれ違います。

路地を抜けて御池通に戻ってみると船鉾の辻回しをしていました。

やはり新町通へ入っていきます。

放下鉾(左)と役行者山(中央)。
役行者(えんのぎょうじゃ)は修験道の開祖です。

放下鉾の辻回し。

放下鉾の向こうは北観音山と南観音山。南観音山が最後尾です。

脚立のある辺りから写真を撮っていました。
小型でも脚立のおかげで人の頭越しに辻回し等の写真が楽に撮れました。ほんまいい眺めですので皆さんも見物でお困りのお祭りにはアルミ製の軽い脚立のお伴をオススメします。ただし通行人の多い場所では脚部を蹴られるかも知れないのでご注意ください。本格的な人は大きな三脚に大型カメラ、脚立も1メートルはある物を据えていました。お手軽楽ちんカメラマンの私にはとても真似できません。
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