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最近気になるカメラ 　Ｓ８０購入後、ちょっと悔しいですが手振れ補正機能を搭載したデジカメが続々と登場しました。でもＳ８０がタイミングの悪い買い物だとは思いません。当時も今も広角２８�oのコンデジは数少なく両方を合わせ持つカメラを待っていたらいつになるやらです。 　しかし１年あまり過ぎてみると、予想通り手振れ補正のないＳ８０では物足らなくなってきました。暗い場所や夕方などは何度も撮影をあきらめたし、数多くの手振れ写真を吐き出しました。その前に三脚使え、と言う人もおられましょうが、コンデジに三脚はよほどの事でないと使いたいとは思いません。そもそも三脚使うならコンデジではなく一眼レフ使います。それよりも必要なのは手振れ補正機能なのです。高感度でも効果ありますが、無理にノイズを消すよりもコンデジには向いていると思います。ただその効果はメーカー差、個人差があるようで一定しないのが迷う点です。 　そして、とうとう出ました。これを書いている時点では発売前ですが、リコーのＣａｐｌｉｏＧＸ１００です。 　なんと広角２４mmからの３倍ズームです。前々からリコーの広角、マクロ性能には感心するものがあり、手振れ補正機能が搭載されたこのＧＸ１００は期待度大です。 ＲＩＣＯ　CapulioGX100　 撮像素子 1/1.75　ＣＣＤ 有効画素数 1001万 焦点距離 24-72mm　ステップズーム機能あり 絞り F2.5-4.4 手振れ補正 あり　 撮影距離 　Cm 最広角30〜 　最望遠 30〜 撮影距離マクロ Cm 最広角1〜 　最望遠 4〜 測光方式 マルチ256分割、中央重点、スポット 内蔵フラッシュ 約0.2〜5ｍ（広角）、約0.15〜3.0ｍ（望遠） ＡＦ AF／MF／スナップ／∞ 液晶モニター 2.5型 透過型アモルファスシリコンTFT液晶 約23万画素 ファインダー 液晶ビューファインダー（外付け）　視野率１００％ 内蔵メモリ 26MB メモリカード SD、SDHC、マルチメディアカード ファイル形式 JPG、RAW＋JPG 連写機能 あり ＩＳＯ 80〜1600 バッテリー 専用リチウムイオン　380枚 各単4乾電池 シャッター 180〜1/2000秒 重量　サイズ(WHD) 220g 111.6×58.0×25.0mm 　写真は着脱可能なファインダーを取り付けた状態。この出っ張りをカッコ悪いかどうかは別として、視野率１００％でなかなか出来の良いファインダーだそうで視度調整付で真上に向けて上から覗く（この場合はフラッシュが使えない）事も可能。ローアングルでの撮影に無理な姿勢とらんでも良さそうだし、マクロ撮影や構図を考えた撮影に使えて便利そうです。とは言っても気になるのはその見やすさや倍率。気にかかります。 　巷ではGR DIGITALのズーム版という前評判で、画質良ければGR DIGITALより人気が出るのではないでしょうか。ただし市場価格は７万を超えるらしく、発売後の評判によっては安くなるのを待って購入してみるのも一計ですね。でも人気機種なら値下がりは難しそう。 （後日発売されてからＡＦの初期不良問題が発生しているようです。経過を見守りたいと思います。←５/１４記） メーカーサイトの製品紹介ページ http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/gx100/ 　一眼レフのほうではオリンパスから新開発の撮像素子と画像エンジンTruePic�Vを搭載したEシリーズの最新型が登場。ボディ内手振れ補正を備えたＥ−５１０のほうは夏頃に出るので楽しみです。 　４月下旬発売予定のＥ−４１０は一眼レフとしては超コンパクトで軽く（375ｇ）、これぞフォーサーズというにふさわしいカメラ。でも個人的には手振れ補正があるほうが安心なので、85ｇ重く値段も高くなるけれど夏発売予定のＥ−５１０のほうが欲しくなってしまいます。　 ＯＬＹＭＰＵＳ　E-510 　　　E-510 　　　E-410 両製品を正面から見るとサイズ的に大差はないですが厚みはグリップ部の出っ張りが少ないＥ−４１０がずっと小さく53mm。かつてのマニュアル機の名機ＯＭシリーズ並です。ストラップの取付金具もＯＭと同じ前面にあり、デザイン全体が銀塩の一眼レフカメラを意識したような作り。コンパクトで柔らかい印象は女性にも馴染めそうです。 　Ｅ−５００やＥ−３３０より高性能・高画質が期待され、後は使い勝手が気になるのですがファインダーも新設計で拡大率は変わらないものの見やすくなっているそうです。そうそう、ライブビューが使えるのもうれしい。 　Ｅ−１後継機や超音波式駆動レンズ群も年内に控えていて、フォーサーズ陣営の拠点オリンパスはペンタックスに負けじと、攻勢体制を整えてきたようです。 　 撮像素子 4/3　ＬｉｖｅMOS 有効画素数 1000万 レンズマウント フォーサーズ 防塵 超音波防塵フィルター 手振れ補正 撮像センサーシフト式　最大４EV 測光方式 49分割デジタルESP測光、中央重点、スポット 内蔵フラッシュ マニュアル制御可、GN=12　1/180秒以下 ＡＦ シングルAF/コンティニアスAF/＋MF　 3点（サイド） 液晶モニター 2.5型 半透過型TFT液晶 約23万画素 ファインダー 視野率95％　倍率0.92倍 ライヴビュー 視野率100％、露出補正・ＷＢ反映、MF/S−AF可能 内蔵メモリ なし（？） メモリカード CFカード、マイクロドライブ対応、xD-ピクチャーカード ファイル形式 JPG、RAW、RAW＋JPG 連写機能 約3コマ/秒 ＩＳＯ オート/マニュアル設定 バッテリー 専用リチウムイオン　光学ファインダー使用時：650枚 シャッター 2〜1/4000秒（AUTO)60〜1/4000秒（マニュアル）バルブ：最長8分 重量　サイズ(WHD) 460ｇ　136×91.5×68mm 　オリンパスの公式サイト　http://www.olympus.co.jp/jp/ 　２００７年４月３日掲載