10月の陽気で遅れていた紅葉が11月中頃からの冷え込みで進み、嵐山では一番早い天龍寺と、そろそろ見頃の清滝に行ってきました。
天龍寺の庭は西芳寺や鎌倉の瑞泉寺等の有名な庭園を手掛けた夢窓国師によるものなのですが、亀山を借景とした曹源池を中心に立体感と広がりがありながら散漫にならず、自然との調和が見事な庭です。ただ、池の裏山散策路からの展望は樹木にさえぎられて、それほど良くないのがちょっと残念。でも反対方向の池のほうから背景の森を見上げたら人の顔が見えるなんていうのは興ざめですからね。
鳥居本と清滝、こちらも陽のよく当たる部分以外はまだ早いですが、このページをアップする頃には見頃のようです。
清滝には晩秋に過去3度ほど来たことがあるのですが、遅かったり悪い状態だったりでいずれも空振でした。今回は見頃始めでも、まあまあの感じです。
天龍寺の庭園の紅葉 2004年の天龍寺です。