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夏の風物詩「花火」です。上のタイトルがチャイナ風?(笑)
琵琶湖で開かれる花火大会は幾つかあるのですが、大津港から打ち上がる花火大会は関西では人気が高く、京都からも近いので毎年行ける時は見に行きます。でも一人で行く時は見物より撮影がメインです。
前に琵琶湖の花火を撮りに行ったのは3年前ですが、その時は予備のフィルムがない事に気づかずに1本撮ってしまい、後半からラストまで見るだけになってしまいました。その時は銀塩カメラでしたが、今度は初のデジタル一眼レフです。メモリーが満杯にならないように注意すれば撮影枚数をほとんど気にしなくて済みます。花火写真は失敗が付きものなので、フィルムの時のように失敗を恐れなくていいのも精神的に楽です。
デジタルで気づいたことを少し。銀塩で撮る場合と違ってデジカメの場合は花火撮影などのように長時間露光するとノイズが乗りやすくなります。それでノイズリダクションをONにして撮影するほうが良いのですが、撮影後ノイズ処理で待たされることになります。待たされる感じとしては露出時間(シャッタースピード)と同じほどかかるような気がします。その間次の花火の撮影が出来ません。この待たされる時間が銀塩カメラではありません。そうは言ってもフィルム交換のロスがない事やその場で画像確認が出来、撮影データーが残るデジタルのメリットは花火相手だとかなり大きいと感じました。しかし、せいぜい10数秒ぐらいの露光時間でノイズが出るものなのかどうかわかりません。最近のデジカメは長時間ノイズ耐性が良くなっているとも聞くし・・・・

JR膳所駅から露店が並ぶ商店街を抜け、西武やパルコを見ながら湖岸まで歩き「なぎさ公園」の浜辺の岩場最前列の空いている所を見つけます。開始までまだ1時間半もあるので、一人は退屈かと思われますが、コンビニ弁当を食べた後は見物客を観察したり、暮れゆく琵琶湖の風景を眺めたり、カメラのセッティングを確認したりしていると退屈しません。雷も遠くで光っていて雨雲が背後に迫っていましたが、琵琶湖と周辺の上空だけ花火大会の為に避けているみたいでした。
後ろは20歳前後の若いカップルで、両隣の岩場にはブルーシートだけが敷いてあります。その場所に後でやって来た右隣は若いカップルで、左隣はギャル3人組。まわりを見てもおっさんは私一人だけでした。(笑)
花火の打ち上げ場所は東西2箇所あって、その間隔がそこそこ離れているのでここの場所からでは普通の広角レンズで両方の花火を同時にフレーム内に捉えることは出来ません。場所によっては可能なようですが、混み具合などわからないので、今までこの辺りの場所にしています。
花火は19:30に始まりますが、例年通り初めの10数分間は退屈な花火です。下の画像の1番目にもあるように19:45頃、オープニングのスターマインが放射状に打ち上がると、「キター!」と心の中で叫び、ようやく撮影にも熱が入ります。
今回の花火は前回(3年前)見た時よりも風がそこそこあり、風向きも良かったのか煙が少なくて幸いでした。花火の内容もその美しさという点でパワーアップしている感じです。画像にもあるように左右斜めに打ち上げる花火のシンメトリーや水面に開く美しさと迫力は、さすがに日本一大きな湖で行われるだけのことはあります。でも、撮影メインだと花火そのものをゆっくり観賞することが出来ません。(汗)

19:45

19:51

19:56

19:56

19:57

19:58

20:00

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20:18

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20:22

20:25

20:25

20:26

20:30

20:33
PENTAX K200D + TAMRON AF18-200 F3.5-6.3XR

画像は、傾き修正・トリミングをしている物が含まれます。

カメラの基本設定は以下の通りです。
記録形式      JPEG
撮影モード     バルブ
ホワイトバランス  オート
ISO感度      100
AFモード      マニュアル
画像仕上      ナチュラル
彩度          0
色相          0
シャープネス      0
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