冬の祇園、知恩院
関東などで大雪となった日、雪が残る午後から建仁寺から知恩院へ。
知恩院は寺域の高さに応じて三段に分かれ、三門や塔頭寺院がある下段、本堂(御影堂)等の中心的な伽藍がある中段、勢至堂と御廟のある上段に分けられます。
知恩院の創建は承安5年(1175年)、勢至堂が建つ上段から始まります。これは智慧を象徴する阿弥陀菩薩の脇侍である勢至菩薩にあやかって幼名を勢至丸と名付けられたことに由来します。
勢至堂は以前の本堂(御影堂)で、知恩院に現存する建物の中では最も古く1530年に建立されました。この辺りは法然上人が居住され、亡くなられた場所で上人の御廟があります。この御廟拝殿から勢至堂と京都市街を見下ろすことが出来ます。
現在の広大な寺域は江戸幕府によるもので三門(1630年建立)と勢至堂、経蔵以外は1633年に焼失しましたが幕府によって御影堂は1639年に建立されました。(御影堂は大修理中)
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宮川町
建仁寺
祇園
八坂神社
知恩院三門
宝物殿
経蔵(左)と納骨堂
知恩院の上段へ
勢至堂
御廟と拝殿
三門
円山公園
八坂神社
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